本店所在地を決める
会社設立の手続きを始める前に用意しておくべき10の項目、3つ目は
「本店所在地を決める」
です。
本店所在地とは?
本店所在地とは、簡単に言うと本社の住所のことです。
これも、株式会社設立時の定款に記載しなければならない絶対的記載事項の一つです。自宅を本店所在地とすることもできます。一般的には自宅や、賃貸オフィス、レンタルオフィス、バーチャルオフィスを本店所在地に選ぶ方が多いようです。
また最近では登記可能なコワーキングスペースも増え、費用も安くすむので人気の選択肢の一つとなっています。
(ちなみに当事務所もNAGAYAかわさきというシェアオフィスの一角に個室を借りて営業してます)
次に、本店所在地を決める前に注意して頂きたい事項をご紹介します。
本店所在地を決める時に注意すべき2つのポイント
本店所在地となる住所や物件を決める場合、以下の2つのポイントに注意しておかなければ、最悪の場合、後になってオフィスの貸主から賃貸契約を解除される可能性がありますので、必ず確認しておきましょう。
会社の住所を決める時のチェックポイント
- 自宅を本店として定める場合:この場合、もしあなたの自宅が賃貸だとしたら注意が必要です。なぜなら賃貸契約の際に、「法人不可」となっているケースが多いからです。株式会社設立の手続きに移る前に、家主にたずねたり、契約書を読み直したりして確認しましょう。
- 新規にオフィスを借りる場合:この場合でも、「新会社設立の目的で借りたい」と承諾を取ったうえで契約しましょう。そうしなければ、後になって目的外使用とされて賃貸契約を解除される可能性がでてしまいます。